胸焼けから考えられる病気




























sponsored link

胸焼け


「胸焼けする。」
よく耳にする言葉ですが、どんな時に起きる症状なんでしょう?


胸焼けとは?


胸の奥が焼けるような何とも言えない不快感を伴う症状です。
胸焼けは、食道の粘膜が胃液が逆流することによって刺激を受けて起こるものです。

食道や胃の働きが低下すると胃の内容物が食道に向かって逆流してしまうんですね。


胸焼けの原因


胸焼けが起こる原因として
・妊娠後期に起こる腹圧の上昇
・肥満によって起こる腹圧の上昇
・過度の飲酒、精神疲労、過度の喫煙
・脂肪分の多い食事などが長時間胃にとどまってしまうこと


胸焼けに対しては消化のいい食べ物を食べるなどの対処法があり、
比較的簡単に改善しそうなイメージがあります。

しかし、胸焼けの陰には病気が潜んでいることもあるのです。


胸焼けから考えられる病気


◆食道炎
食道に起きる炎症です。
通常、胃酸が逆流することはありません。
食道へ胃酸を逆流させないようにしている筋力が低下すると
胃の内容物が逆流してしまいます。

・症状
胸焼け
食べ物を飲み込む際の痛み


◆食道潰瘍
胃酸が食道へ逆流して起こった炎症が潰瘍に変化した症状です。

・症状
胸焼け
吐血
胸部痛
食べ物が飲み込みづらい


◆十二指腸潰瘍
十二指腸が消化液によって炎症を起こしている状態です。

・症状
胸焼け
真っ黒な便
空腹時や夜間に起こるみぞおちの痛み


◆胃炎
主にヘリコバクター・ピロリという細菌が原因で胃の粘膜に炎症が起きます。

・症状
胸焼け
胃の不快感
食欲不振
吐き気
むかつき
もたれ


◆胃がん
50歳以上の男性に多く見られるガンです。
喫煙者、ビタミン不足、胃炎(ヘリコバクター・ピロリ菌)を発症したことがある・・
こういった方々が胃ガンを発症しやすいと言われています。

早期胃ガンであれば90%が治癒、進行性のガンであってもその半数が治癒します。

・症状
胃のもたれ
胃が重い
体重減少
胃の不快感
胃痛


「胸焼けくらい」では病院を受診することはまずありませんが、
上記のような病気が発症している場合もありますから
胸焼けの他にも症状が出ているようでしたら
「消化器科」「内科」「気管食道科」のいずれかを受診しましょう。

sponsored link


copyright©2011  【胸焼けナビ】原因・症状・解消法  All Rights Reserved